
群馬大学医学部付属病院および重粒子線医学センター
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平成30年2月16日
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平成30年2月16日
【視察先】
群馬大学医学部付属病院および重粒子線医学センター
【視察目的】
医師確保対策に力を入れる群馬大学医学部付属病院の取組を研究することで、同じく医師確保に力を入れる埼玉県の政策の参考にする。
重粒子線医学センターにおいては、国内の大学病院としては初めての重粒子線治療を開始した同センターの取組を視察し、埼玉県におけるがん治療政策の参考にする。
【内容】
群馬県では、地域医療支援センターを、群馬大学に事業委託しつつ協働して実施。
群馬大学では若手医師向けリーダー養成キャリアパスの作成・管理や地域医療枠学生・卒業医師のキャリア相談などを行っている。特に「医師ワークライフ支援プログラム」では、出産・育児・介護等で臨床現場を離れた医師が、復帰後直ちに臨床医として通常業務に復帰するまでの再教育支援および現職の医師が離職をせずに高度医療の継続的な知識・技術の習得を可能とするよう、各自の意向に沿った支援を行っている。
重粒子線医学センターでは、これまでのX線治療に比べるとがんをピンポイントで狙い、より強力な生物作用を発揮する特長がある重粒子線治療を丁寧にご説明いただく。
重粒子線治療は平成28年から一部の疾患が保険適用になり、患者にとってより選択しやすい治療法となった。
【まとめ】
群馬県の医師確保対策、特に出産・育児・出産で現場を離れた医師への支援プログラムは、埼玉県ですぐにも応用できる内容であり、大変参考になった。
重粒子線治療も埼玉県で同規模のものを導入することは難しいが、近隣県である群馬県と連携を密にすることで埼玉県民にとっても有用な施設となるので、今後ともより密接に群馬県との連携を深める必要性を感じた。

写真1

写真2
【視察参加者】
浅野目義英、田並尚明、木村勇夫、高木真理、山本正乃、水村篤弘、井上将勝、江原久美子(8名)
【対応者】
田村遵一病院長・羽鳥麗子医学博士・大野達也重粒子線医学センター教授
【報告担当】
井上将勝埼玉県農林公園
【視察先】
埼玉県農林公園
【目的】
埼玉県農林公園を視察し、県農政の取組の現状を把握する。
【内容】
農地中間管理事業や基盤整備・営農支援等事業、見沼農業振興事業、青年農業者育成事業などの事業概要を丁寧に説明いただくとともに、公園内の各種施設を見学させていただいた。
【まとめ】
公園内で栽培している県育成いちご新品種の普及及び販売促進に向けた取組など、現場を見ることでイメージがしやすくなった。
「かおりん」「あまりん」などの県育成品種の普及販売促進を会派として盛り上げていきたい。
【視察参加者】
〈参加議員〉浅野目義英、田並尚明、木村勇夫、高木真理、山本正乃、水村篤弘、井上将勝、江原久美子 (8名)
【説明者】
埼玉県農林公社
【報告担当】
井上将勝